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ビミョ〜な部首 日じゃないよ曰(ひらび)の書き方

今までまったく意識したことが無かったんですが
確かに字典の部首で見ると四画のところに並んでる「日」と「曰」。

この平べったいほうが「ひらび」こと曰部(えつぶ)。

「曰く」(いわく)って字ですね。

拡大して見ると中央の横線は右端に隙間があいてる。

気にするようになったのは図書館で借りた
山下静雨著「見違えるほどきれいな字が書ける本」の記述。

見違えるほどきれいな字が書ける本

「曰」は すそをすぼめて書き、「日」は ずん胴に、とある。

改めてこの2つの部首に属する字を比べてみると

「日」(にちぶ)は
「明」「昨」「昭」「晩」「時」「晴」「暗」などの日偏の字に
「早」「星」「昇」「是」「易」「暑」など上につくもの
「昔」「旨」「暦」「暮」「晋」「智」など下につくもの
その他「旬」「旭」「昼」「晶」

「曰」(えつぶ)は
「曲」「更」「書」「最」「會」「替」「曳」「曹」「曾」
実際書くのはこのくらいしかない。
曰だからといって中の横線に隙間があるわけじゃないんで
パッと見、違いがわからない。

たしかに曰部の字は下をすぼめて書いてますけど
日部の字は真っ直ぐかっていうと上にくるやつは「星」「早」など
すぼめて書くでしょ?

「ポケット ペン字字典」石川芳雲編 二玄社 で拾ってみると

日と曰の漢字

日部も上に乗る場合(中ほどの場合も)すぼまってるんで
上はすぼめてOK・・・として

日偏のずん胴はわかります。問題なし

下‼︎ 下にくるやつ こいつがビミョ〜

「暮」はすぼめて書いてるな〜
と思ってたら字典では、下のはキッチリずん胴。上のはすぼまってる。
どっちかって言うと逆に書いてた。

「替」は曰部なんで、すぼめ型のはずですが字典ではずん胴。
他の曰の字は全てすぼめているので、この字も本来はすぼめるべきなんでしょうね。

ちなみに「昌」は「にちぶ」で、日と曰の両性具有ですが両方すぼまってるし
「晶」は3つともずん胴ですが、上がすぼまってるのも結構見る。

こうして、ちょっと見ただけでもややこしいですけど
幸い曰部は字が少ないんで、曰部だけ覚えておいて
日部は平べったければ、すぼめて大丈夫ぐらいでいいんじゃないかなあ。

ちなみに研究社「部首ときあかし辞典」によりますと
曰の文字で「言葉を発する」という意味で繋がるのは「替」「曹」だけで
他は形から便宜的に分類されたものとの事。

まあ豆知識として覚えておきましょう。